巨大化し,幾多のものを取り込み,その行く道の先は,ゲームという言葉だけに収まっていることを許さない。それを,ユーザーが待ち望んでいるかどうかは,まぁ置いといて。しかし,もともと,彼はゲームという星の下に生まれたのではないのかも,しれないナ。
ソニー・コンピュータエンタテインメント社(SCEI)が今年末に発売を予定しているプレイステーション2に関する情報がいくつかでている。SCEIは同社ホームページ内に,次世代プレイステーション情報のページを開設。9月17日の東京ゲームショー'99秋の初日に,プレステ2を発表,その模様をインターネットでライブ中継する。またこれは正式発表ではないが,あるアナリストの報告としてプレステ2の発売日は1月23日,価格は45,000円,初期出荷台数は40万台で,2000年3月までに100万台が出荷されるとのこと。
立て続けのプレステ2ネタに,ちょっといかがわしさも漂うほどでした。ついでに,米国では16日からプレステの価格が25%引き下げ,99ドルになるとのこと。これは9月9日発売のドリキャスを牽制したものだろうが,プレステ2へのエサ蒔き要素も十分(BizTech News!の記事)。正式発表まで1ヶ月を切り,スパートがかかってきた,と云うところか。
ゲームハードという概念を崩すのが,プレステ2について回る言葉となる。DVDは,もちろんVideoタイトルを目的とする人も多いだろうし,USB,IEEE-1394,PCカードスロットの搭載は,まだ使用目的をはっきりと公開していないが,豊富な周辺機器との接続を目論んでいるだろう。デジカメやデジタルビデオ,パソコン,デジタルオーディオプレイヤー,AIBO(ヲッ!)などとリンクしたとき,プレステ2はゲームではない,なにか,になりうるのだ。
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